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持続可能性 - より良い世界を構築するための総合ガイド

今日の世界では、持続可能な生活の必要性がこれまで以上に重要になっています。 持続可能性とは、将来の世代が自分たちのニーズを満たす能力を損なうことなく、自然環境の手段の範囲内で生活するプロセスです。 持続可能性の概念は、私たちが自然と調和して生活し、責任を持って資源を使用できる、より良い世界を創造することです。 この包括的なガイドは、個人や企業が持続可能性の重要性とそれを日常生活に取り入れる方法を理解するのに役立つように設計されています。

持続可能性の重要性

持続可能性は、環境を保護し、天然資源を保護し、世界の天然資源が枯渇または破壊されないようにするのに役立つため、重要です。 また、今日世界に住む人々と将来の世代の生活の質を向上させるのにも役立ちます。 持続可能性とは、将来の世代が自分たちのニーズを満たす能力を損なうことなく、責任があり、倫理的で、現在のニーズを満たす方法で生活することです。

持続可能性の利点

サステナブルなライフスタイルを送ることには、多くのメリットがあります。 個人にとっては、より健康的で充実した生活につながるだけでなく、光熱費やその他の家計費の節約にもつながります。 企業にとって、持続可能性は利益の増加、評判の向上、従業員の士気の向上につながります。 持続可能性は、廃棄物を削減し、天然資源を保護するのにも役立ち、より健康な地球とすべての人々のより良い生活条件につながります。

サステナビリティを日常生活に取り入れる方法

サステナビリティを日常生活に取り入れることは、思ったより簡単です。 環境に大きな影響を与える可能性のある日常生活に加えることができる多くの小さな変更があります. これらの変更には次のようなものがあります。
削減、再利用、リサイクル - 製品の消費を減らし、アイテムを再利用し、廃棄物をリサイクルすることで、環境への影響を大幅に減らすことができます。
エネルギーを節約する - 使用していないときは照明や電化製品をオフにし、エネルギー効率の高い電球を使用し、エネルギー効率の高い電化製品に投資することで、エネルギー消費を大幅に削減できます。
持続可能な交通機関を使用する - 車を運転する代わりに徒歩、自転車、または公共交通機関を使用すると、二酸化炭素排出量を大幅に削減できます。
持続可能な製品を選択する - 製品を購入するときは、持続可能な素材で作られたもの、または環境への影響が少ないものを探してください。
持続可能なビジネスをサポートする - 可能であれば、事業の持続可能性を優先するビジネスをサポートし、そうでないビジネスは避けます。
サステナビリティを日常生活に取り入れることは、環境に良いだけでなく、より健康的で充実した生活にもつながります。

サステナビリティにおける企業の役割

企業は持続可能性において果たすべき重要な役割を担っています。 彼らは、環境にプラスの影響を与える可能性があり、収益にも利益をもたらす可能性のある大幅な変更を行う力を持っています. 事業に持続可能性を組み込むことで、企業は廃棄物を削減し、天然資源を保護し、評判を向上させることができます。 企業が持続可能性を事業に組み込む方法には、次のようなものがあります。
廃棄物の削減 - 運用における廃棄物を削減することで、企業はコストを節約し、環境への影響を減らすことができます。
再生可能エネルギーの使用 - 太陽光、風力、地熱などの再生可能エネルギー源に切り替えると、ビジネスの二酸化炭素排出量を大幅に削減できます。
持続可能なサプライ チェーンをサポートする - 企業は、業務において持続可能性を優先するサプライヤーを選択することで、持続可能性をサポートできます。
持続可能な行動を奨励する - 従業員と顧客に持続可能性を促進することにより、企業は環境にプラスの影響を与え、他の人にも同じことを奨励することができます.
持続可能性は単なる個人の責任ではなく、より良い世界を構築するために企業が真剣に取り組まなければならない責任です。

結論

持続可能性は単なる流行語ではなく、生き方です。 それは、将来の世代が自分たちのニーズを満たす能力を損なうことなく、今日の私たちのニーズを満たす方法で生活することです. 持続可能性の重要性はいくら強調してもしすぎることはなく、その利点は数多くあります。 日常生活やビジネスに持続可能性を取り入れることで、環境に良い影響を与え、生活の質を向上させ、自分自身と将来の世代のために、より良い世界を構築することができます。

 

結局のところ、持続可能性とは、日常業務や事業運営に小さな変更を加えることだけではありません。 それは、より良い世界を構築することを約束し、環境への影響に責任を持つことです。 協力することで、すべての人にとってより持続可能で公平な未来を作り出すことができます。 ですから、持続可能性にコミットし、より良い世界の構築を今日から始めましょう。

 

ソース: Mygreengrowers.com

ABOUT DIETARY EDUCATION - Mygreengrowers.com

Food education - Are readers familiar with the word "dietary education"? 

The Ministry of Agriculture, Forestry, and Fisheries has defined dietary education as the basis of life, intellectual education, virtue education, and physical education. Through various experiences, it acquires knowledge about "food" and the ability to choose "food" to be a healthy and good diet.

In recent years, lifestyle-related diseases caused by dietary disorders such as unbalanced diet and the influence on the growth and development of children have become problems.
I wonder if people close to you eat only what they like, such as meat and sweets.

and What is the problem?

 

food education

It is becoming clear that the cause of the unbalanced diet starts from early childhood.
A paper published this year (The Influence of Parental Dietary Behaviors and Practices on Children's Eating Habits) suggests that a diet established in early childhood may affect well into adulthood as well as obesity. Remarkably, there is an increased risk of developing obesity-related complications such as type II diabetes.

Conversely, improving eating habits as a child has been shown to promote health and reduce the risk of developing illness later in life.
So what can parents do to prevent their children from having such a "biased diet"? Based on various works of literature so far, this treatise lists the factors that influence children's eating habits.
It is the effect of "parental eating habits".


Read Also : Food Sustainability - Value choosing ingredients for your daily dining table

 

It is the effect of "parental eating habits".

food education

It is said that children's dietary patterns change drastically in the first year of life, but what the child sees at that time is nothing but "parental eating habits". Of course, eating with parents is the most frequent and influential for children in the subsequent growth process.

If parents are health conscious and have a nutritious and balanced diet, it will become the norm for their children to incorporate into the eating habits of the future.
On the other hand, you may end up with fast food or simple meals because you are busy with work. However, if such a diet continues, it becomes commonplace for young children. Even as they grow older, it continues to be a habit.
Readers who are interested in this HP will probably not like such a thing.
Thus, diet and health are closely related. To solve the problems related to diet and health, the national government is promoting "food education", allowing us to "grow with food" on a large scale.
If you are reading this article, you may be interested in healthy eating and habits.
Such actions are of great significance for the future of children.
It is not an easy task, but why not take action so that you can change things that are familiar to you one by one

 

Source : 

en.mygreengrowers.com

サステナブルな文房具とは?種類や特徴をチェックしてみよう

SDGsの目標である「持続可能な社会」の実現に向けて、文房具業界でも環境に配慮した取り組みが行われ、リサイクル素材で作られたものやくり返し使えるサステナブルな文房具」が生み出されています。

今回は文房具業界の取り組みや、サステナブルな文房具について紹介します!
文房具業界が行っているサステナブルな取り組みとは、一体どのようなものでしょうか。
文房具業界では、プラスチックの使用を減らし再生プラスチックへの切り替えを推進する動きがあります。

例えばボールペンの原料の多くはプラスチックですが、化石燃料から作ると環境負荷が高くなってしまいます。

古い家電の部品や海洋プラスチックごみなどから作った再生プラスチックを文房具の原料として使うことで、環境負荷を抑えたり海の生態系を守ったりすることにつながります。

(参照:https://www.pilot.co.jp/promotion/begreen/
不要になったものから新しい価値を生み出す、アップサイクルの文房具も注目されています。例えば、廃棄衣料のデニムから生まれたノートカバーなどが挙げられます。新しい資源を節約して商品を作ることができるほか、ごみを減らすことにもつながります。

このように資源を有効に活用することも、サステナブルな取り組みのひとつです。

あわせて読みたい: サステナビリティが問われる時代に年賀状を出す?出さない?
くり返し使える商品によって、ごみの発生や資源の消費を抑えるという取り組みを行っている企業もあります。

例えば使い切りのペンの場合、インクが出なくなればペン全体がごみになってしまいます。しかしインク交換や補充ができれば、ペンそのものは捨てずに済み、ごみを最小限にできます。

くり返し使えて長持ちする文房具が増えれば、ごみの発生や資源の消費を抑えることにつながるのです。

(参照:https://www.pilot.co.jp/promotion/begreen/
ここでは、サステナブルな文房具の種類や特徴の一部を紹介します!
原料に森林認証がなされた木材を使用している、サステナブルなボールペンです。森林認証とは、木材を生産している森林が環境や生態系に配慮して適切に管理されていることの証。植林を行うことも決められており、木材を使えば使うほど森林が増えていきます。

森林が増えれば地球温暖化対策にもつながるほか、プラスチックごみの削減にも貢献できます。
本体軸とキャップの95%以上が再生古紙で作られている、ボールペン&シャープペンシルです。

こちらのペンはダンボールの表面と同じ板紙を8回ほど平巻きにした紙管を使っています。そのため再生古紙といっても強度は高く、折れたり変形したりする心配はありません。

また糊にはミルク成分の天然接着剤、印刷部分には環境に優しい水性インクを使用しているなど、とことんサステナブル素材にこだわっているのも特徴です。

あわせて読みたい: サステナブルファッションとは?誕生の背景とその取り組み
野菜とお米から作られた、環境にも人にも優しいクレヨンです。主に米ぬかからとれた米油とライスワックスをベースに、収穫時に廃棄されてしまう野菜の外葉や規格外の野菜などを活用して着色しています。

100%自然由来で、万が一お子さんが口に入れてしまっても安全な原料だけでできています。
塩化ビニル不使用で、焼却時に有毒ガスを排出しない、環境に配慮した消しゴムです。

一般的な消しゴムの多くは塩化ビニル樹脂というプラスチックのほか、フタル酸エステルというプラスチックを成形しやすくする添加物が含まれています。塩化ビニル樹脂は焼却の仕方によっては有毒ガスを発生させる恐れがある他、フタル酸エステル動物実験で生殖や発達への悪影響が報告されています。

しかし、サステナブルな消しゴムはこれらを使用せず、ケースにも再生紙を利用しているため環境だけでなく人にも優しい消しゴムになっています。

(参照:https://www.env.go.jp/chemi/report/h16-11/14.pdf
https://www.tokyokankyo.jp/kankyoken_contents/report-news/2003/refuse2.pdf)
鉛筆のお尻の部分に植物の種子が入ったカプセルがついており、使用後にカプセル部分を土に埋めると種が蒔かれ、植物を育てられる不思議な鉛筆です。

短くて使いづらくなった鉛筆も捨てずに済み、花などが育っていく過程を楽しめます。

もちろん鉛筆本体も環境に配慮して作られており、芯の部分には環境負荷の低いグラファイトと粘土、軸の部分には森林認証された木材を使用しています。

あわせて読みたい: サステナビリティにこだわった靴ってどんなもの?生産の特徴や素材を知ろう
森林認証の木材を使用したペンや野菜やお米で作られたクレヨン、廃棄時に有毒ガスが出ない消しゴムなど、環境に配慮したさまざまな文房具があることがわかりました。

サステナブルな文房具を選ぶことが、プラスチックごみを減らし、資源を守ることにつながります。ぜひ自宅やオフィスで、サステナブルな文房具を取り入れてみてはいかがでしょうか。

あわせて読みたい: ファッションにおけるサステナブル/持続可能なおしゃれとは?


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キッチン周りをサステナブルに!環境に優しいアイテムのすすめ

日常生活の中で身近なキッチンは、家の中で最もごみが出やすい場所でもあります。キッチンからの環境負荷を少しでも減らすために、ごみをなるべく出さないようにする工夫はもちろんですが、キッチン用品も環境に優しいものを選んでみませんか?

今回は環境に配慮したサステナブルなキッチン用品の種類や特徴を紹介します!

キッチン周りは何かとごみが出やすいもの。例えば、プラスチック容器やジッパー付きの保存袋、ラップやキッチンペーパーなど、料理を頻繁にする家庭なら毎日のようにごみが出るでしょう。

キッチンを見渡してみると、プラスチックごみや使い捨てのものが多いことに気づくのではないでしょうか。キッチンから出るごみを減らすには、なるべく使い捨てではなく、くり返し使えるものを選ぶのがポイントです。

また、環境に優しい素材を使ったキッチン用品を選ぶのも良いでしょう。こうした日々のちょっとした心掛けが環境負荷を減らすことにつながっていきます。

あわせて読みたい: サステナビリティに配慮したコーヒーとは?種類や選び方も解説
素材や使い方にこだわったサステナブルなキッチン用品が続々と登場しています。種類や特徴を見ていきましょう。
一般的なラップはプラスチックでできていますが、こちらの蜜蝋ラップはオーガニックコットンと、みつばちの巣から採取した蜜蝋で作られています。一度切りで使い捨てるのではなく、くり返し使えるためごみを減らすほか経済的なのもうれしいポイント。

和紙のような見た目ですが、手で温めてから食材を包み込むことで、食材の形にフィットしてくれます。また蜜蝋の効果で食材の水分を守り鮮度も保ちます。半年から1年ほど使用でき、最後は土に還るのも魅力です。
保存容器といえばプラスチック製のジッパー付き袋が主流ですが、基本的に使い捨てで、多くのプラスチックごみを生んでしまうという問題があります。そんな問題から生まれたのが、哺乳瓶の吸い口などに多く使われるピュアプラチナシリコーン100%で作られた、くり返し使える保存容器です。

半透明で中身がわかりやすく、冷蔵・冷凍保存はもちろんのこと電子レンジ、オーブン、湯せん・低温調理、食洗機すべてOKなところもポイント。

スマートでかさばらないため、小物やメイク用品など食べ物以外の保管にも便利です。使い終わったらメーカーで回収しリサイクルも行っているなど、環境にも人にも優しい、使い勝手の良い保存容器です。

あわせて読みたい: サステナビリティとは?3つの観点やSDGsとの違いを解説
食器洗いには欠かせないスポンジ。一般的なスポンジの多くは石油由来の素材で作られており、製造時にも廃棄時にも環境負荷が大きいとされています。

しかし、こちらのサステナブルなスポンジは木の端材からとれる「セルロースという天然繊維100%で作られています。水に濡らすとフワフワにふくらむのが特徴。食器やグラスを優しく洗い上げてくれます。

また、使い古したあとは土に埋めれば微生物の力によって100%自然分解されるため、廃棄時に環境負荷をかけることもありません。製造から廃棄に至るまで、とことん環境に優しいスポンジです。
キッチンペーパーは基本的には一度使ったら捨ててしまうもの。しかしこちらのキッチンペーパーは天然の竹繊維で作られているため、洗ってくり返し使うことが可能です。

竹繊維のペーパーは従来のキッチンペーパーよりも耐久性や吸水性があり、なにより洗っても破けないのが特徴です。

汚れたら洗って絞って乾かせばくり返し使えるため、ごみを減らし資源を守ることにもつながります。1シートあたり約80回使えるので経済的にもうれしいですね。

あわせて読みたい: SDGs目標12:つくる責任 つかう責任/食品ロスの現状を知ろう
サステナブルなキッチン用品には、天然素材で作られたくり返し使えるラップやプラスチックフリーで人にも環境にも優しい保存容器、天然素材で土に還るスポンジなど、さまざまなアイテムがあります。

どれも共通していえるのは、製造から廃棄に至るまであらゆる面で環境に配慮していることです。キッチン用品は使用頻度が高いからこそ、サステナブルなものを選ぶことで大きな環境負荷の軽減効果が得られるでしょう。

今回紹介したサステナブルなキッチン用品を参考に、ぜひあなたのキッチンにも取り入れてみてはいかがでしょうか。

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サステナビリティが問われる時代に年賀状を出す?出さない?

年末が近づいてくると「今年は年賀状どうしようかな…」と悩む人も多いのではないでしょうか。

昨今では、SDGsの観点から年賀状を廃止する企業が増えており、個人でも年賀状を出すのをやめようかと考えている人も少なくありません。そんな中、サステナビリティに配慮した年賀はがきが誕生したというニュースもあります。

年賀状を出すか出さないかで悩んでいる人に向けて、今回はサステナビリティが問われる時代の年賀状について一緒に考えていきましょう。

あわせて読みたい: SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」水問題の現状を知ろう
ここ数年、企業のホームページなどで年賀状廃止についての報告を目にする機会が増えました。企業が年賀状を廃止する理由としては、SDGsの観点から省資源化やCO2排出量削減などの取り組みを推進していることが挙げられます。

ペーパーレス化やデジタル化を推進している企業にとって、年賀状で大量の紙資源を消費することは、環境問題への取り組みと相反する行為になってしまうからです。

また経費や労力を削減し業務の効率化を図るために年賀状を廃止する企業もあります。さらに、最近ではうわべだけのやりとりを廃止する「虚礼廃止」という流れもあり、それらも含めて年賀状廃止につながっていると考えられます。

(参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000029713.html
環境負荷を軽減するために年賀状を廃止する企業もありますが、実際年賀状の製造にはどのくらい環境負荷が掛かっているのでしょうか。

日本製紙連合会が発表した「紙・板紙のライフサイクルにおけるCO2排出量」と日本郵便の「2022年用年賀はがき当初発行枚数の種類別内訳」を参考に、年賀状の製造過程で発生するCO2発生量を推計してみましょう。

年賀はがき1枚あたりの重さが約2.8g、2022年の年賀はがきの製造枚数が18億2536万枚なので紙の重さは約5110トン。上級印刷紙のCO2排出量が1トンあたり1470kgであるため、約7511トンが2022年の年賀状製造時におけるCO2排出量になります。

これに加え年賀状を運搬するトラックや各家庭への配達時にバイクから発生する分も考えると、毎年年賀状によりかなりのCO2が排出されると推測されます。

(参照:https://www.jpa.gr.jp/file/release/20110318021915-1.pdf
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2021/00_honsha/0831_02.html)
年賀状の製造や配達時にはどうしてもCO2が排出されてしまいますが、一方で少しでも環境負荷を軽減するために、年賀はがき自体をサステナビリティに配慮したものにするといった動きが見られています。

日本郵便では「森を守る年賀はがき」として、2022年よりすべての年賀はがきがFSC認証紙で作られるようになりました。FSC認証とは、適切に管理された森林からの原材料を使った製品にのみ与えられる認証マークです。

FSC認証を受けるには、自然環境を適切に守り、労働者の権利や安全な生活、生産から加工、流通に至るまでさまざまな点で適切な管理がされていることが必須条件となります。

世界では違法な森林伐採などが問題となっており、2015~2020年の平均で年間1,020万ヘクタールの森林が減少しています。森林の減少はCO2の吸収量を低下させるほか、水や土地の劣化、生物多様性の減少などさまざまな問題を引き起こし、人間の生活にも影響を及ぼします。

2022年用に発行された約18.3億枚の年賀はがきはすべてFSC認証紙で作られており、森林のサステナビリティを守る資源利用につながる、重要な取り組みといえるでしょう。

(参照:https://www.jpcast.japanpost.jp/2022/01/151.html
年賀状を使うことで森林保全に貢献できますが、それでも年賀はがきの製造時や配達時にはCO2が排出されてしまうため、年賀状を出す・出さないで悩む人も多いでしょう。

もしも年賀状を出さない場合には、相手に配慮することが大切です。事前にメールなどで連絡し、年賀状を廃止する理由もはっきりと伝えておくと良いでしょう。

そして、新年の挨拶はメールやSNSなどを活用するのがおすすめです。年賀状を出す・出さないは個人の自由ですので、自分自身でよく考えて決めましょう。

どんな形であっても新年の挨拶は丁寧に、心を込めてメッセージを伝えることで、この先も相手とより良い関係を保てるでしょう。

あわせて読みたい: SDGs目標2「飢餓をゼロに」日本が取り組む農業支援とは?
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SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」水問題の現状を知ろう

日本は世界の中でもトップクラスに衛生的な水とトイレ設備が確保できている国です。

しかし世界に目を向けてみると、水にアクセスする手段がなく、トイレがない環境で暮らしている人も少なくありません。このような現状から生まれたのが、SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」です。

今回はSDGs目標6について、水問題に関する世界の現状、子ども・女性への影響などを解説します!
SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」では、誰もが安全な水とトイレを利用できるようにすることを目標にしています。

SDGs目標6は6つのターゲットで構成されており、安全な水とトイレの利用に加え、水質改善や水不足、水源の管理など、あらゆる水問題の解決を目指す内容になっています。

水は生きていく上で欠かせないものであり、衛生的な水が得られなければ感染症などにより命を落とすケースも少なくありません。

誰一人取り残されることのない持続可能な社会を実現するためには、誰もが安全な水と衛生的な設備を使い続けられるようにすることが重要なのです。

(参照:https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/6-water/
安全な水にアクセスできるようになった人は年々増えていますが、利用できない人もまだ多くいます。

ここからは、ユニセフ世界保健機関(WHO)が発表した報告書「家庭の水と衛生の前進2000-2020」の調査をもとに世界の現状を見ていきましょう。

(参照:https://data.unicef.org/resources/progress-on-household-drinking-water-sanitation-and-hygiene-2000-2020/
世界では安全な水を利用できない人が約20億人いるといいます。4人に1人が、安全な水を確保できていないのです。約20億人のうちの1億2,200万人は、河川や湖などの浄水処理されていない地表水を利用しています。

地表水を利用している人の半数以上は、サハラ以南アフリカに住む人々だといわれています。

(参照:https://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_act01_03_water.html)
2020年の時点で、世界の約36億人が安全に管理されたトイレを利用できていないと報告されています。そのうち4億9,400万人は家庭や近所にトイレがなく、道ばたや草むらなどの屋外で用を足しています。

衛生的なトイレ設備が利用できない人は、水が飲めない人よりも多く、途上国に集中しています。

あわせて読みたい: SDGsとは?17の目標の内容を簡単にわかりやすく解説!①
世界の30億人が、新型コロナウイルスパンデミックの中でも、自宅に設備がないため水と石けんで手洗いをできなかったことがわかっています。

手洗い・うがいができなければ、当然感染症にかかるリスクも高くなります。しかし、自宅に手洗い設備を設けられるかどうかは、所得が大きく関係しているといいます。

(参照:https://www.unicef.or.jp/news/2020/0047.html
けています。中でも影響が大きいのは、子どもや女性など立場の弱い人たちです。

特に安全な水を利用できる設備がない地域では、遠くの河川や湖まで水を汲みに行かなければなりません。その仕事を担うのは基本的に子どもや女性です。

毎日遠い道のりを水の重さに耐えながら歩かなければならないため、時間も体力も奪われ、子どもは学校に通うことができません。女性も水汲みに時間をとられ、働く時間がなく収入が得られないのが現状です

また、河川や湖などから汲んだ水は、動物のフンや細菌の混じった不衛生な水です。浄水処理をせずに飲むと、抵抗力の弱い子どもは下痢を引き起こすことが多く、年間30万人の幼い子どもが命を落としています。

加えて、トイレがない環境に暮らす女の子や女性は屋外で用を足すしかないため、犯罪被害などに遭う危険があります。

弱い立場にいる子どもや女性を守るためには、安全な水道設備と衛生的なトイレ設備の普及を急ぐほかありません。

(参照:https://www.unicef.or.jp/special/17sum/
地球温暖化や人口増加による水不足の問題も相まって、世界の水問題は想像以上に深刻になっています。2030年までに誰もが安全な水とトイレを利用できるようにするには、途上国でのインフラ整備を進めるほか、水不足の対策が不可欠です。

まずは身近なところから、寄付をして途上国のインフラ改善を支援したり、節水を心掛けたりするなどのアクションで、水問題の解決に取り組んでみませんか。

シャワーを出しっぱなしにしない、洗濯はお風呂の残り湯を使うなど、生活の中でできる節水対策はいろいろあります。

途上国の発展を支援し、一人ひとりが節水を心掛け、地球の水資源を守っていきましょう。

あわせて読みたい: SSDGsとは?17の目標の内容を簡単にわかりやすく解説!②


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SDGs目標2「飢餓をゼロに」日本が取り組む農業支援とは?

世界では8億1100万人の人が飢餓で苦しんでおり、今後も飢餓人口は増えていくと予想されています。SDGs目標2「飢餓をゼロに」は、2030年までに世界中の飢餓を撲滅し、誰もが一年中安心して食べ物を得られるようにすることを目指しています。そこで日本が取り組んでいるのが、途上国を中心とした農業支援です。

今回は、SDGs目標2の解決になぜ農業支援が必要なのか、また日本が具体的に取り組んでいる農業支援とはどのようなものかを解説します。

(参照:https://ja.wfp.org/ending-hunger
世界中で飢餓人口が増え続けている理由には、気候変動による異常気象や自然災害、紛争、貧困、感染症などさまざまな原因があります。こうした問題を抱える中、飢餓を減らし食料の供給を安定させていくためには、第一に持続可能な農業の仕組みが不可欠です。

しかし、飢餓人口の多い途上国は農業技術が低かったり、インフラ整備が不十分だったりすることが少なくありません。その上、貧しさゆえに乱開発が進むと自然災害の被害を受けやすい環境になり、貧困や飢餓からなかなか抜け出せずにいるのです。

これらの問題の解決策として農業技術を高め、自然災害があっても持ち直せる持続可能で強い農業が求められています。途上国に農業革命を起こすには、日本をはじめとした各国の協力が必要不可欠です。

(参照:https://www.hungerfree.net/hunger/background/special9_1/
途上国の貧困と飢餓をなくすために、日本はさまざまな農業支援を行っています。具体的にどんな取り組みを行っているのか見ていきましょう。
途上国では農産物が高く売れないため、農家の貧困が問題となっていますが、その解決策となるのがフードバリューチェーンです。

フードバリューチェーンとは、農林水産物の生産から製造・加工・流通・消費に至るまでの各段階で、それに携わる人や企業が付加価値を高めていくシステムのことです。

2014年6月に農林水産省「グローバル・フードバリューチェーン戦略」を策定し、日本の食産業や流通技術、情報通信技術などの強みを活かし、国際的なフードバリューチェーンの構築を進めています。

これによって途上国の経済成長や農家の所得向上を図ることはもちろん、日本の食産業における海外展開と成長なども目指しています。

(参照:https://www.mlit.go.jp/common/001245451.pdf
サブサハラ・アフリカの米生産量を倍増させることを目的に、2008年のアフリカ開発会議にて国際協力機構(JICA)が国際NGOのアフリカ緑の革命のための同盟と共同で立ち上げた気候変動対策のプロジェクトです。

アフリカでは1990年以降、経済成長と共に急激に人口が増え、それに伴って食糧の消費も増えました。そんな中2007年〜2008年の世界食糧危機で穀物価格が急騰したため、食料の大半を輸入に頼っていたアフリカは自給自足が急務となったのです。

米の栽培はアフリカの気候にも適しており、日持ちがする上調理しやすいことから米の生産強化に注目が集まりました。

このような背景からCARDが立ち上げられ、米の品種開発や米ビジネスの促進なども含め、米の生産量アップに力を入れています。

その結果、2008年〜2018年で米の生産量倍増を達成し、現在は2030年に向けて2,800万トンから5,600万トンのさらなる倍増を目指しています。

(参照:https://www.jica.go.jp/activities/issues/agricul/approach/card_03.html
途上国において持続可能な農業を目指すために不可欠なのが、灌漑(かんがい)施設の整備です。灌漑(かんがい)とは、河川や地下水などから水を引き、農作物を育てる田畑に人工的に給水や排水を行うことを指します。

灌漑(かんがい)用水の効率的な利用を進めるためには、農家が自ら維持管理しやすいような設備にすることや、農家自身による水管理組織の育成も必要です。

灌漑(かんがい)開発の推進は、飢餓を撲滅し人間の安全保障の実現にも貢献するため、日本は重要課題として支援を行っています。

(参照:https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/nousin/seibibukai/kokusai_syoiinkai/h17-2/pdf/data1-2-3.pdf
世界の飢餓をなくすためには途上国が農業技術を高め、気候変動に対応できる持続可能な農業を目指すことが不可欠です。

常に安定して食料を生産・供給する持続可能な農業が実現できれば、飢餓で苦しむ人を大幅に減らすことができるでしょう。しかしこれは、各国の知恵や技術を活かした国際的な協力がなければ実現できません。

また、政府にまかせればよいというわけではなく、私たちにできることを行っていくことも大切です。食べ物を残さないようにしたり、寄付やボランティアに参加したりといった行動が持続可能な農業の応援につながります。

誰もが安定して食べ物を確保できる、飢餓のない世界を目指していきましょう。

あわせて読みたい: SDGs目標2「飢餓をゼロに」とは?世界の現状と飢餓の原因



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