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スピルリナとは?栄養や健康効果とおすすめの摂取方法

世界最古の生命体といわれるスピルリナ。栄養素を豊富に含んでおり、さまざまな健康効果が期待できると話題になっています。

そこで今回はスピルリナの健康効果とおすすめの摂取方法を紹介します!
そもそもスピルリナとは藍藻類に属する微細藻類の一種で、全長は約0.3〜0.5mm。35億年前に地球に誕生し、アフリカ中央部などでは昔から人々に食されてきました。

淡水に生息する一般的な藻と違い、高温、高塩分、高アルカリといった過酷な環境でも繁殖できる強靭な生命力が特徴。主にアフリカや中南米の熱帯から亜熱帯地方、アラビア半島死海などに多く生息しています。

スピルリナ必須アミノ酸すべてを含むたんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、50種類以上の栄養素をバランス良く含んでいます。

最近では「スーパーフードの王様」と呼ばれ、世界の国々で研究と培養が行われています。

また、NASA(米国航空宇宙局)やJAXA宇宙食として研究が進められるなど、スピルリナは世界的に注目を集めているのです。

(参照: https://news.mynavi.jp/techplus/article/20190218-879543/)
豊富なたんぱく質と50種類以上の栄養素をバランス良く含むスピルリナには、さまざまな健康への効果があるといわれています。
スピルリナに含まれるフィコシアニンは、強い抗酸化作用があるといわれています。抗酸化作用とは活性酸素による酸化を防ぐ力のことです。活性酸素は細胞を傷つけ老化を早めたり、生活習慣病を引き起こしたりする原因になります。

フィコシアニンは抗酸化作用によってこの活性酸素から細胞を守り、がん細胞の増殖を抑える効果があるとする研究結果も発表されています。

(参照:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18522403/)
スピルリナを摂取することでリンパ球が活性化され免疫力が高まる効果が臨床研究で明らかになっています。

スピルリナに含まれるフィコシアニンをラットに摂取させた研究では、免疫物質IgGが増加していることが確認されています。これにより病気にかかりにくくなったり、アレルギー反応を抑えたりする可能性があると報告されています。

(参照:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16729754/)
スピルリナには鉄が豊富に含まれ、血液の材料になることから、貧血予防に効果的とされています。

50歳以上の男女40名にスピルリナを12週間摂取させた研究では赤血球のヘモグロビンの量が増加したことが明らかになっています。また別の研究では、牛肉や酵母、小麦粉と比較してスピルリナの鉄は体内で利用されやすいという結果が報告されています。

(参照:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21278762)
スピルリナには血糖値とコレステロール値を低下させる可能性があることが、研究で報告されています。

2型糖尿病患者25名が、スピルリナサプリメントを1日2gずつ2ヵ月間摂取した結果、血糖値と血中の総コレステロール、LDLコレステロールが低下したことがわかりました。

またマウスやラットを対象にした研究では、スピルリナ高脂血症脂肪肝、糖尿病などの予防・改善効果があるとも報告されています。

(参照:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12639401/)
スピルリナは一般的に乾燥させた粉末状か、錠剤のサプリメントとして販売されています。粉末だと青のりのような風味があり、少し摂取しにくいと感じるかもしれません。

しかし、アレンジ次第で取り入れやすくなる方法があります。それは「食材に混ぜること」です。以下のようなアレンジ方法があるので参考にしてみてくださいね。

・スムージーに混ぜる
・ハンバーグや餃子など料理に混ぜる
・ドレッシングに混ぜる
・ホットケーキやクッキーなどに混ぜる


このようにドリンクや料理、スイーツなどに混ぜればスピルリナの独特な味も紛れて取り入れやすくなります。また、スピルリナたんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの豊富な栄養素が加わり、栄養価の高いメニューにグレードアップできますよ。

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スピルリナは50種類以上の栄養素とさまざまな健康効果が期待できる、優れた微細藻類です。宇宙食として研究されるほど、有望な未来食であるといえるでしょう。

食べ慣れないものなので少し抵抗があるかもしれませんが、粉末状であれば比較的取り入れやすいですよ。スピルリナをおいしく取り入れて健康な食生活を送りましょう!

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https://www.nibiohn.go.jp/eiken/hn/modules/pico/index.phpcontent_id=281&page=print.html


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