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植物性たんぱく質が多い食品が注目される理由|メリットも解説

肉に代わる食品として、植物性の食材から作られる食品全般のことを「プラントベースフード」と呼び、今話題になっています。

今回は、植物性たんぱく質が多い食品が注目されている理由や植物性たんぱく質を摂ることのメリットを解説します!
植物性たんぱく質が多い食品は、健康と環境の2つの観点で注目されています。それぞれどのような理由で注目されているのか、見ていきましょう!
植物性たんぱく質が多い食品は、ビタミンやミネラル、食物繊維といった体の調子を整える栄養素も同時に摂ることができます。

日本人は野菜不足が懸念されており、こうした栄養素が不足している傾向にあるため、大豆や穀類、野菜などの植物性たんぱく質が含まれる食品を多く摂ることが推奨されています。

また植物性たんぱく質は、肉や魚などに含まれる動物性たんぱく質に比べ脂質やカロリーが低いため、肥満防止になりダイエット向きです。植物性食品を摂ることで、ダイエット中のたんぱく質不足を防げます。

このような健康の面から、植物性たんぱく質が多い食品は注目されています。
世界資源研究所(WRI)は、「動物性食品を減らし、植物性食品の比率を増やすことで環境負荷を半減できる」としています。

肉類を生産する畜産業は、広大な土地や大量の水資源を使い、温室効果ガスを排出するなど環境負荷が大きいです。

一方、植物性食品は少ない土地で多くのたんぱく源を生産でき、使用する水資源も畜産業に比べ少なくて済みます

また、世界の人口増加で将来の食糧危機が危ぶまれる中、植物性たんぱく質が多い食品は肉や魚の代わりとして食糧難の救いの一手になると考えられているのです。

(参照: https://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=36862)
ところで、「植物性たんぱく質は動物性たんぱく質の代わりになるの?違いはあるの?」という疑問も。ここでは、2つのたんぱく質の違いを解説します!
肉や魚、卵や乳製品などの動物性食品に含まれます。動物性たんぱく質必須アミノ酸と呼ばれる、体内では合成できないアミノ酸を多く含んでいるのが特徴です。

植物性たんぱく質よりも必須アミノ酸のバランスが良く、体内への吸収率が高いといわれています。
穀類や大豆、野菜や種子などの植物性食品に含まれます。植物性たんぱく質を含む食品は肉や魚に比べ油脂類が少ないため、脂質やカロリーを抑えられるのが特徴です。

またビタミンやミネラル、食物繊維など、体の調子を整える効果がある栄養素も多く含んでいます。

あわせて読みたい: ヴィーガンは健康?不健康?菜食で不足しがちな栄養素を補おう
ここからは、植物性たんぱく質のメリットをより詳しく見ていきましょう!
植物性たんぱく質は菜食主義のヴィーガンベジタリアンでも摂ることができます。ヴィーガンベジタリアンは肉類を食べないため、たんぱく質不足になりがちです。しかし、大豆や穀物などを食べることで植物性たんぱく質を摂取すれば、筋力や代謝の低下を防ぐことができます。
植物性たんぱく質は動物性たんぱく質と違い、糖質や脂質を摂り過ぎにくいといえます。肉や魚からたんぱく質を多く摂ろうとすると、糖質や脂質まで多く摂りがちです。しかし、植物性たんぱく質なら糖質や脂質が低いため、摂り過ぎることは少ないでしょう。
植物性たんぱくが含まれる食品は、動物性たんぱく質が含まれる食品に比べてカロリーが低い特徴があります。そのため、たんぱく質をしっかり摂りつつも、摂取カロリーを抑えることができるのです。

カロリー制限をしている人や、ダイエット中の人は植物性たんぱく質が含まれる大豆や穀物などを食べるのがおすすめです。

植物性たんぱく質大豆イソフラボンや食物繊維、ビタミン、ミネラルなど良質な栄養素が一緒に摂れるのがメリットです。特に大豆や豆腐、納豆、味噌、豆乳などには大豆イソフラボンが豊富に含まれています。大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きを持つといわれています。

(参照: https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_daizu_qa/)
植物性たんぱく質が多い食品は、糖質やカロリー、脂質を抑えながら、しっかりたんぱく質が摂れるため、健康志向の人やダイエット中の人にもおすすめです。ヴィーガンベジタリアンを実践している人でも安心して摂ることができますよ。

また、植物性食品は環境負荷が少なく、将来の食糧危機問題を解決するかもしれないという点も覚えておきたいポイントです。ぜひ、環境と健康のために植物性たんぱく質が多い食品を選んでみてはいかがでしょうか。

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